方位鑑定の基本知識

方位を実際に取るときに、これだけは知っておいていただきたいことです。 当研究所のツールが何を見て判定しているのかも、あわせてお示しします。

◆ 気学とは、どういうものか

九星気学は、生まれた年月から導いたご自身の気と、 その時々に巡ってくる気との組み合わせを読む学問です。 占いのように吉凶を当てるものではなく、 いつ・どちらへ動けば流れが整うのかを、暦の規則から割り出していきます。

生まれ持った気本命星・月命星生涯変わりません巡ってくる気年盤・月盤・日盤暦とともに動きます重なりその日・その方位の吉凶が決まる吉のときに、吉の方位へ動く(祐気取り)
生まれ持った気と、巡ってくる気。その二つが重なるところに、その日その方位の吉凶が出ます。

土台になる考え方は、それほど多くありません。 まずは次の五つだけ、頭の隅に置いていただければ、この先の話が通ります。

九星きゅうせい

一白水星から九紫火星までの九つ。生まれた年の気を表します。この九つが、決まった順序で盤の上を巡ります。ご自身の九星を「本命星」、生まれ月の九星を「月命星」と呼びます。

四緑木星南東の気九紫火星の気二黒土星南西の気三碧木星の気五黄土星中宮の気七赤金星西の気八白土星北東の気一白水星の気六白金星北西の気▲ 南(上)▼ 北(下)
九つの星には、それぞれ木・火・土・金・水の性質があります。図は動かない土台の並び(後天定位)です。

方位盤ほういばん

九星の並びを、八方位と中央(中宮)の九つの升目に配したものです。気学の盤は南が上、北が下に描きます。地図とは上下が逆ですので、はじめは戸惑われるかもしれません。

30°北東60°30°南東60°30°南西60°西30°北西60°▲ 南が上▼ 北が下東・西・南・北 … 各30度四隅 … 各60度中心はご自宅(または出発点)です。基準は真北ではなく、コンパスの指す磁北。
気学の盤は南が上、北が下です。東・西・南・北は各30度、北東・北西・南東・南西は各60度。四隅のほうが倍の広さがあります。

三盤さんばん

年ごとに変わる年盤、月ごとに変わる月盤、日ごとに変わる日盤の三つ。同じ方位でも、この三つで顔つきが違います。影響が長く続くことほど、上の盤まで合わせて見ます。

年盤一年ごとに入れ替わる転居・契約など長く残ること月盤節入りごとに入れ替わる旅行・祐気取り日盤一日ごとに入れ替わる近場のお出かけ三つとも緑(吉)になる方位だけが、大事な方位取りに使えます
盤は三つあります。影響が長く続くことほど、上の盤まで合わせて見ます。三つそろって吉になる方位は、ごく限られます。

相生・相剋そうしょう・そうこく

九星はそれぞれ木・火・土・金・水の性質を持ちます。助け合う関係が相生、傷つけ合う関係が相剋です。ご自身の星と相生になる星が回座した方位が、吉方位の土台になります。

相生(そうしょう)木→火→土→金→水→木相剋(そうこく)木→土→水→火→金→木
外まわりの矢印が相生(そうしょう=助ける関係)、内側の星が相剋(そうこく=傷つける関係)です。ご自身の星と相生になる星が回座した方位が、吉方位の土台になります。

祐気取りゆうきどり

ご自身の吉方位へ意図して出かけ、その土地の気を取り込むこと。転居のような大きな移動から、日帰りのお出かけまで含みます。気学を実際に使う、いちばん基本の形です。

ここから先は、実際に方位を取るときに必要な決まりごとです。避けるべき方位(凶殺)方位の角度の測り方月の変わり目(節入り)の順にご覧ください。 もっと体系的に学びたい方には、気学テキスト初級編をご用意しています。

◆ 当研究所(宗家直門)が考慮している凶殺

吉方位を取るときは、まず凶殺を避けることが先です。 どれか一つでもかかっていれば、その方位はその日・その月には使いません。 ツールでは方位盤の升目に、かかっている凶殺の名前を赤字で表示します(プロモード)。

五黄殺

五黄土星が回座する方位。大大凶です。避けてください。

暗剣殺

五黄殺の反対(対冲)の方位。こちらも大大凶です。

本命殺・本命的殺

ご本人の本命星が回座する方位と、その対冲の方位。

月命殺・月命的殺

ご本人の月命星が回座する方位と、その対冲の方位。

歳破・月破・日破

年・月・日それぞれの十二支から見た、対冲の方位。

小児殺

12歳以下のお子様にのみ働きます。月盤の上の特定の方位です。

以下の三つは、流派によって扱いの分かれるところです。当研究所は判定に入れています。 他所の鑑定と結果が違うときは、たいていこのあたりが理由です。

大歳

その年の十二支が回座する方位。歳破の反対にあたります。転居やご旅行の方位取りで考慮します。大歳はその方位の九星作用等が強く顕れやすいです。吉方位であっても、それまでの方位取得履歴によっては凶作用(位負け)が出ます。「大歳犯すべからず」という古くからの経験的知見もあり、宗家鑑定者以外は取り扱いを十分に考慮すべきです。

水剋火

月盤の北(水の座)に一白水星、または南(火の座)に九紫火星が回座したときに働きます。水が火を剋する凶作用です。

定位対冲

各九星の本来の定位置(中宮を除く)と、その対冲の方位に、同じ九星が回座したときに働きます。

五黄殺・暗剣殺はどのような場合であっても大凶です。はじめは上手くいくことがあっても、 五黄殺のエネルギーに負けて、大きな失敗や過ちを犯します。 暗剣殺は他人や環境など外部要因から凶作用を被る方位です。 自身でコントロールし辛いため、避けることができなければ、 自身が凶方位にいることを十分に理解し、 慎重な行動や発言をとることが肝要です。

あわせて、丑寅(北東)への転居や大きな方位取りもご注意ください。 丑寅は良くも悪くも大きな変化を引き起こします。 万事上手く進んでいる方がとれば急落し、その逆も起こりやすいです。 丑寅は難易度が高い方位取りで基本的には避けます。 取得する場合は、必ず吉方位であることをご確認ください。

◆ 方位の角度範囲と磁北について

ツールが出すのは「東」「南西」といった方位の吉凶までです。 実際にどのあたりが東なのかは、ご自宅を中心にした角度で決まります。 八方位は均等ではありませんので、ここを取り違えると、 せっかくの吉方位が隣の凶方位になってしまいます。

東・西・南・北(正四方位)

各 30度

たとえば北なら、真北を中心に左右15度ずつです。

北東・北西・南東・南西(四隅)

各 60度

四隅は正四方位の倍の広さがあります。

基準にするのは、地図の真北ではなく、コンパスが指す磁北です。日本の磁気偏角はおおむね西へ4〜10度(北ほど大きく、南ほど小さくなります)。お住まいの地域の正確な値は、 国土地理院の地磁気測量のページでご確認いただけます。

角度を手で測る必要はありません。地図に住所を入れれば、 その地点の偏角を補正したうえで、八方位の境界線をそのまま引きます。

無料の「方位マップ」で確かめる

◆ 節入り(せついり)とは

気学では、月の変わり目を暦の1日ではなく節入りで数えます。おおむね毎月3日〜9日ごろに切り替わり、その日を境に月盤が入れ替わります。 2月の節入り(立春)が一年の始まりですので、2月上旬より前にお生まれの方は、前の年の星になります。市販の早見表で星を間違えるのは、ほとんどがこの境目です。

節入りの前後2〜3日は、気が入れ替わる不安定な時期とされます。 大事な方位取りはこの数日を外し、月の中頃(10日以降)をお選びになるのが無難です。

当研究所のツールは、暦の月ではなく節月(立春〜翌立春を12に区切ったもの)で 一年を並べています。カレンダーには節入りの日に★節入の印を付けていますので、境目がひと目で分かります。

まずはご自身の星を確かめてみてください

生年月日を入れるだけで、本命星・月命星と、その日の八方位の吉凶が分かります。 節入りの境目のお生まれでも、正しい星を出します。

もう一歩、深く学びたい方へ

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